細分化

 人は、物事が順調にいっているときは何をしてもうまくいくものだ。ところが、ひとつ歯車が狂い出すと何もかもができなくなってしまうことがある。そういうときに限って、普段はしなくても良いことがやらなければならなくなったりする。すると、やらなければならないことだらけになり、考え込んでいるうちに時間だけが過ぎ去る。
 このようなとき、どう考えるかを知っておくべきである。自分に出来ない難しいことは、誰もやれとは言わない。神様だってそれは分かっているはず。出来る範囲だから自分にくるのである。いろいろなことが、重なっているから難しいのだ。一つひとつはそれほどでもないもの。そこで、自分に荷が重そうなものがあったなら、細かく分けてしまう。分けて一つづつ片づける。簡単に出来るものだ。
 いつも、このように考えて片づけている。一人で出来ないようなことは、みんなに分けてやってもらうの一番だ。